4月学力テストを終えて~中3編
中3 | 国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | 合計 |
A中 | 61.4 | 44.2 | 52.7 | 40.9 | 42.2 | 242 |
B中 | 66.9 | 50.3 | 49.3 | 44.4 | 44.8 | 255.7 |
C中 | 61.7 | 51.2 | 45.3 | 39 | 33.2 | 230.4 |
D中 | 60.4 | 43.3 | 54.5 | 52.7 | 38.6 | 249.5 |
上記は通塾している中学校の学年平均です。
中3 | 教科 | 学校 | class | 国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | 合計 | 順位 | |
平均 | 77.6 | 77.9 | 72.3 | 67.7 | 56.7 | 352.3 | 13.2 | ||||
A平均 | 83.8 | 88.5 | 83.5 | 82.9 | 66.5 | 405.2 | 7.3 |
上記は塾平均です。
英語のリスニングの1問の配点が高すぎるため、英語の点数が取りにくい傾向にあったのか、全体的に英語の平均が低い傾向にあります。
数学や社会は難しくない傾向だったのですが学校平均が取れていない。
ただ、余市の生徒たちの定期テストの平均はほとんどが学校平均でも60点以上になっているため、学力低下に拍車がかかっているように思われる。
原因の1つは後志のトップ校である潮陵高校の合格ラインの低下があげられ、2番手校の桜陽高校については定員割れをしている状況で学力がなくても内申点さえあれば入学できる状況にあることがあげられる。
定期テストの勉強 学校ワークさえ覚えておけば安心という状況になっているためではないかと推測されます。
2つ目は学力テストの回数の減少。去年の学力テストは基本2月しかなかった学校が多かったため、子供たちの実力を測る場が少なかった。そのため定期テストではいい点数を取っているため安心してしまっている状況があると考えられます。
3つ目は諦め。勉強なんかさせたってどうせできないんだからというあきらめ、勉強よりもスポーツや芸術の方が大事という傾向が高まっていることが感じられます。子供は嫌いなものはやりたくないのは当たり前ですが、親も一緒になっているためこの流れに歯止めがかからない現象になっています。
久しぶりに余市近郊の全学校で学力テストがあったことを機に一度子供たちの学習について本気で向かいあってみてはいかがでしょうか?
今回は中3でしたが、その中3の今の時期でも中1内容から理解度の足りない単元があるのではないでしょうか?一日でも早く手をうてば中3の勉強に間に合う可能性が高まります。ぎりぎりになって動くよりも時間がある今だからやれることはたくさんあります。特に国語・数学・英語は積み重ねの教科です。小学校からどれくらい積み重なったかが大事になります。だから、本州以南の地域では小学校受験や中学校受検が盛んなのです。今からなら間に合う可能性が高まります。
何に間に合うか?中学校の勉強の基礎を固めること、入試レベルの力を養うこと、勉強する習慣を養うことなどなど、それぞれのお子様のニーズをクリアするのに間にあうと思います。